冬の読書

入門エスノメソドロジー―私たちはみな実践的社会学者である (serica books)
エスノメソドロジー―社会学的思考の解体
排除と差別のエスノメソドロジー―「いま‐ここ」の権力作用を解読する
読了。

論文にはほとんど関係ないのだが、そして締め切りが押し迫っているというのに読んでしまった。

私は、CSがはやったのと同じような時期に/かたちでエスノメソドロジーは流行したという印象を抱いていたが、まとめて読んでみると、「日常への注目」「人びとの振る舞いへの着目」のような観点が(いい意味でも/悪い意味でも)ウケた理由なのだろうと思う。

成員カテゴリー装置は、おもしろそうでよくわからない概念という印象。役割‐論とどのような差異があるのか(/あると主張しているのか)を確認する必要がある。まずは『日常性の解剖学―知と会話』『isnb:4938551667:title』を購入して読むこと。